イタリアのお土産としてカレンダーを買うと、遺跡にゆうゆうと寝そべる猫ちゃんが写っていたりします。
あれは決して珍しい光景ではなく、ローマのトッレ・アルジェンティーナと呼ばれる遺跡では、一角に猫を保護する施設が設けられているため、遺跡内でたくさんの猫ちゃんたちを見ることができます。




日本でも最近は保護猫の活動が話題になっていますが、イタリアでは町ぐるみで猫を大事にしていることが多いという印象があります。
近所のスーパーでも、店外で何匹かの猫を保護しています。
衛生上の問題はないのかと不思議に思えてしまいますが、とくに苦情などはこないそうです。




郊外の町を歩いていても、そこかしこで日向ぼっこをしたりお昼寝をする猫ちゃんたちの姿をよく目にします。
石畳の道や中世の街並みにのんびりとした猫ちゃんの姿はよく合い、スマホやカメラを向けて写真を撮る人の姿も。
大切にされている猫ちゃんたちの表情は穏やかで、猫もまたイタリア的なスローライフを楽しんでいる感じです。


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