イタリア人は青空市場が大好き。
スーパーで買うよりも、お店の主人とわいわいおしゃべりしながら買い物をすることを好む人が大半です。
毎週決まった日時に各地で開かれる市場では、野菜や果物以外のものもたくさん売られています。
イタリアの食卓には不可欠のオリーブオイルも、生産者が直接市場に持ってきて売るため、お買い得感があります。
近年はオリーブオイルも値上がりが顕著。
スーパーで販売されている瓶入りは750mlが一般的ですが、最近は10ユーロ以上することも珍しくありません。
オリーブオイルなしの食卓などありえないイタリア人は、3リットルや5リットルをまとめて缶で買います。
5リットル缶は60ユーロ前後しますが、生産者から直接買うという信頼感もあります。
オリーブオイルを生産する農家のなかには、自家製はちみつやワイン、トリュフのペーストなどを売る業者さんも。
生産者によって微妙に異なるオリーブオイルの味を楽しんだり、はちみつやワインの味見をしたり。
休日の散歩代わりに市場を訪れる人が多いのもうなずけます。
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