市内の移動手段は、路線バス、タクシーの他、バジャジと呼ばれる「トゥクトゥク」、スワヒリ語で「ピキピキ」と呼ばれるバイクタクシーくらいしかなかったダルに、新しい交通網BRT(Bus Rapid Transit・バス高速輸送システム)が開通して1年。
ダル市民にはDARTの通称で親しまれています。
DARTは幹線沿いに設けられたバス専用レーンを通るため、渋滞知らず。
初乗り運賃は、400シリンギ(約27円)のバスに比べ650シリンギ(約43円)と高くても、十分に払う価値があるというわけです。
シンプルな道路際の「バス停」ではなく、きちんとした「駅舎」から乗降します。
チケットはそこで乗る前に事前購入するため、動く車内で支払いに煩わされることがありません。
よく使う利用者は、運賃を携帯電話でチャージしてカードで購入することが出来ますので、細かい現金を持ち歩く必要がないのも助かります。
この一年ほど、市内の交通渋滞が緩和しつつあると言われる原因の一つに、DARTの開通があるとみて間違いないでしょう!
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