ファーマーズマーケットという言葉は、今では日本でも浸透していますね。つまり、農家市場です。東京青山の国連大学前のファーマーズマーケットや、アメリカマンハッタンのユニオンスクエアマーケットなどを想像する人は、おしゃれなイメージを持っているかもしれません。でも、やっぱり「農産物直売所」。基本は、農家が畑で採れた野菜や肉類を売るところ。

私の住むペンシルベニア州には、小さな町でも週に一度、ファーマーズマーケットが開かれます。エリアに住む農家たちが各町のファーマーズマーケットを転々としながら農作物を販売します。私の町のマーケットはその中でも規模が比較的大きいもの。50以上もの店がずら~っと並びます。フルーツあり、野菜あり、乳製品あり、肉あり、と、売られているものもさまざま。肉類は、この日に売るために前日に準備した本当にフレッシュなものにお目にかかれます。そして何と言っても注目はその値段! 野菜などは新鮮なのにすごく安いんです。例えば、ジャガイモが1かご(15個ほど)2ドル、トウモロコシ6本で2ドル、ニンニク3つで1ドルなど、スーパーで買うより断然お得! フルーツも安いのですが、セカンドと呼ばれる、ちょっと痛んだものなどはもっと安く買えたりします(この前はセカンドの桃を8個2ドルで購入! 十分おいしい!)。あと、お店にもよりますが、おまけしてくれるところもありますよ。






また、近くに住むアーミッシュの人々がお菓子などを販売したり、リサイクル商品を出したりなど、見どころが盛りだくさん! メープルシロップやハチミツ、コーヒーに石けんなど、州の特産物でお土産によさそうなものもいっぱいありますよ。






観光地や都会からちょっと足をのばして、田舎の町のファーマーズマーケットに行ってみるの、本当におすすめです!


Copyright(C) wowneta.jp