12月になると、クリスマスシーズンに向けてさまざまな食材が登場します。
パネットーネやパンドーロなどのお菓子や、コテキーノなどの肉製品はみな季節限定品。
家族や友人と過ごすイベントに不可欠の食材は、物価高でも外せないという家庭が多いようです。




加工品だけではなく、クルミやナッツ類をはじめとするドライフルーツもよく目にします。
ヨーロッパのクリスマス菓子といえば、ドイツの「シュトーレン」が有名ですが、ナッツやドライフルーツを使ったお菓子は、欧州各地で名前を変えて愛されているもの。
それぞれの地域や家庭独自のレシピがあります。




イタリアでは、パンジャッロやパンペパートが有名で、スパイスを利かせた甘さが特徴。
伝統的なお菓子であるため、自家製を楽しむ人が多く、材料としてナッツ類がスーパーに並ぶわけです。

その昔、冬の厳しい寒さから身を守るために、カロリーや栄養価が高いナッツ類はとても貴重でした。
保存性の高さも、これらの食材が冬に重宝される理由です。


Copyright(C) wowneta.jp