住人が数十人 から数百人の小さな村がたくさんあるフランス。
そんな町村の中には国鉄の駅からは遠く、通るバスも日に数本という頻度が珍しくありません。
となれば車の免許を取るのが必須になってくるわけです。

そんなフランスの教習所、実は案外大きめの町の中心街にもたくさんあるのです。
なぜ中心地にも事務所を構えられるかというと、フランスの教習所には実技練習専用の練習場がないからなのです。
なので「自動車教習所」と看板がある事務所はパン屋さんと同じくらいの大きさだったりするわけです。
そして生徒さん側からすると、初めてハンドルを握るときから公道にいるというなかなかスリリングな体験をすることに。
勿論場合によっては教官もスリリングな体験を強いられることがあるかもしれません。




2025年現在、筆記試験の準備をオンラインでも行えるようになっています。
そしてフランスの免許証の特徴といえば、「更新」というシステムがないこと。
つまり一旦免許を取得したらもう有効期間は一生、になるのです。
18歳で免許を取ったら免許証の写真は基本そのまま・・・。
とにかく取得後は免許証の維持費がほぼかからないということは確かなよう。
中高年の人たちが互いの免許証の写真を見せ合ってやれ変わった、変わってないと笑い合う、という光景が容易に想像出来るでしょう。


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