12月のクリスマスと年末を祝うパーティーが大きなイベントになっているフランス。
そんなフランスでは年が明けると新聞やネットでは1月は断酒しましょうキャンペーン、「ドライジャニアリー」を推進する広告が目についてきます。




そして役割を終えた大小のクリスマスツリーが歩道の上に横たわって回収車を待ち、人々はそれをまたいだり除けて通り過ぎるのです。
そんな祭りの後の侘しい雰囲気を慰めてくれる最初の行事がガレット・デ・ロワ。
ガレットの中味は定番のアーモンドクリーム以外にもフルーツ煮など、そして運試しに入っているフェーヴの数にもバリエーションがあります。




ところでガレット・デ・ロワを食べる時期はいつでしょうか?
熱心なガレット・デ・ロワのファンは1月6日や、クリスマス後、2回目の日曜といった日を大事にしつつ、1月中旬までを目標にお気に入りの店で購入します。
とりあえずこういった伝統やイベントを楽しみたい、というくらいなら少なくとも1月一杯はガレットを買えるので、都合の良い日が見つかったらボロボロとこぼれがちなパイ生地に気をつけながらいただきましょう。
ガレット・デ・ロワを食べたら、2月はフランス人のソウルフードともいえるクレープを焼いて食べる伝統行事「シャンドルール」(Chandeleur)がイベントを引き継いでくれます。


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