
公共交通機関の切符システムが変更されたと同時に改札機が大きくリニューアルされたミラノ。
近未来都市を思わせるような電飾効果でかっこいい!
タッチ式に慣れず、どこに切符を通してよいか分からなくて駅員さんに質問される方もちらほら見かけます。
1931年に開業し、リバティ様式やアールデコの影響を受けた荘厳なミラノ中央駅。
建築家フランク・ロイド・ライトが「世界で最も美しい鉄道駅」と称した駅が少しずつデジタルを取り入れて変化しています。

大切な人が乗った電車に手を振り、涙を流しながら追いかけていく映画のシーンがあるように、イタリアの鉄道駅は誰でも入れます。
そのせいか切符を持たずに電車に乗る不正乗車の人が後を絶えませんが、現在のミラノは地下鉄、電車や新幹線など切符なしでは改札を通過できなくなりました。
地方へ行くとまだ旧スタイルで誰でもホームに入れますが、今後は変わっていくでしょう。
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