「ブーゲンビリアの花」というと、何ともエキゾチックな響きがあります。
かなり大きく育つ樹木で、空に向かって気ままに枝を伸ばします。
その枝先一杯に鮮やかな花が密集して咲くため大変華やかな存在で、ここでは街中至るところに見られます。

色は、定番カラーの濃厚ピンクの他、赤、オレンジ、白などがあります。
艶やかな色が、強い太陽の光にとても映えます。
花びらのように見える三角形の部分は実は花ではなく、苞(ほう)と呼ばれる部分。
その内側にある花は、白く小さく地味な存在です。

3枚の苞を持つブーゲンビリアが一番多く見られますが、中には八重咲きの種類もあります。
子供の頃、学校のイベントのときの飾りに、薄い「お花紙」を使って花を作った経験がある人は多いと思いますが、八重咲きのブーゲンビリアの花はまさにそんな感じです。




美しいばかりではありません。

枝がかなり密集するため、生け垣としても定番の植物です。
長くて堅い刺がビッシリ生えているため、防犯にも最適なのです。


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