1938年、シカゴのThe Salvation Army(救世軍)と呼ばれるキリスト教系のボランティア団体が始めたイベントがきっかけで、National Doughnut Dayと呼ばれるドーナツの日が、6月最初の金曜日に制定されました。
この日は、クリスピークリームやダンキンドーナツといった有名ドーナツショップや、個人経営の小さなドーナツショップなどで、ドーナツの無料サービスや、アメリカ人が大好きなBuy 1 Get 1 Free(ひとつ買うともうひとつ無料)をもじって、Buy 1 Get 1 dozen Free(1ダース買うともう1ダースは無料)などといった破格のお値段でドーナツの提供がされています。
舌がシビレそうに甘いアメリカンスイーツの中でも、バースデーケーキと互角な勝負なのが、ドーナツです。
生地自体が結構な甘さなのに加え、グレーズと呼ばれる砂糖掛けは基本。
その上に色々乗っかっていないと、ドーナツとは言えない!のがアメリカ流。
甘さ控えめ、などは、誉め言葉にはならないのです。
ドラマや映画で、警察官がいつもドーナツを食べていたり、制服のままドーナツショップへ行くシーンが多いなぁと思ったことはありませんか?
犯罪防止のため、警察官にはドーナツが無料で提供される、という噂がまことしやかに流れているのですが、嘘か本当か、誰か偶然ドーナツショップで警察官に会えたら聞いてみてくれませんか?
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