Hola! Que tal?
6/24はバルセロナの夏至の日を祝う、Sant Joanの日です。
1年で一番夜が短い日に、夏の到来を祝う。
そして「夜」と「火」が密接に結びついています。
このユニークなお祭りについて書いていきます!




<爆竹と花火>
Sant Joanは24日ですが、その前日がメインとなります。
街中でもとにかく1日中爆竹の音が鳴り響いています。
日本人にしてみれば、なんでこんなにも爆竹がポピュラーなのかは謎ですが。
そして、日が暮れる頃になると、みんなおもむろに海の方へ向かいます。
バルセロネータ(中心地から一番近いビーチ)の地域では、広場で巨大なスピンする爆竹を振り回したり、DJが居たり、打ち上げ花火が上がっていたり、とにかくうるさいです。
もちろんそこらじゅうの道でも爆竹を投げているので、もはやただのカオスです。
そしてこのうるさいのが明け方まで続きます。
どうやらBogatell等の少し離れたビーチの方が海からの大きな打ち上げ花火が上がっているようです。
ビーチでは、ボンファイアがあったり、ロイクラトンのようにランタンを夜空に浮かべたり、爆竹、花火、雑多に自由にみんな楽しんでいて、大多数はただただビーチで飲んでいる、という不思議な光景です。




<Coca de Sant Joan>
ここ数日パン屋さんに行くと何かとても大きくて(15cm x 30cmほど)緑、赤、オレンジ等の着色されたものが乗っているパンが目につくなーと思っていたのですが、これが実はSant Joan用のパンとのことでした。
家族で集まって、このパンと、カタルーニャといえばCavaでリフレッシュ!
それがSant Joanの過ごし方。
金曜のお昼頃には人気のパン屋さんにはバルセロナでは珍しく長蛇の列ができていました。

そして、ひとしきり夜を楽しんだ後には、ビーチから朝焼けを見て帰路につきます。
このお祭りの余韻を表すのが、ものすごく静かな土曜の朝のバルセロナです。



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