ダーリントンに昔から住む友人が昔からよく訪れているというデールズ（谷）についてご紹介します。「比較的近いということもあり、幼少の頃からご両親と車で何度も訪れたわ。海沿いの場所もいいけれど、私にとってはデールズめぐりが思い出深いですね。」という友人。
ここでデールズというのは、丘と丘の間の窪み（谷）を称します。日本でいうところの谷とは少し様相が異なり、なだらかな谷になっています。
ヨークシャー・デールズは国立公園に指定されています。このデールズ（谷）の近くにはペナイン山脈。イギリスの背骨といわれています。
山脈と訳すと文字通り「山」と思われがちですが、小さな丘が連なっていると思われたほうがよいかもしれません。川にそってデールの名前がつけられています。
このうち、友人がよく訪れたデールはスウェル川の流域にあるスウェル・デール。ヨークシャー・デールズの中でも代表的なデールです。そのデールの出入り口とも言われる場所がリッチモンドです（注意：ロンドンにあるリッチモンドとは異なります）。リッチモンドは古くからある街です。古いお城がまだ残っています。人口10,000人の小さな街です。
友人が子供の頃の思い出は、このあたりがダーリントンに比べずっと広大で、人混みも少なく、静かな自由を感じ取ることができた・・だそうです。そして今でも同じ思いを持っているとのこと。澄んだ空気と少しだけよそより明るい光。非日常的な時間を持てるといいます。
地図：http://www.yorkshiredales.org.uk/visit-the-dales/visitor-map
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