夏になると、中国の路上では、スイカを山積みにしたトラックをよく見かけるようになります。
夏暑くなるとスイカが食べたくなるのは日本も中国も同じです。
ただし値段がだいぶ違います。

中国では果物をはじめとする食べ物全般は量り売りが普通で、一斤500gいくら、という風に言うのですが、スイカは最盛期で一番安いところで500g当たり0,3元くらいまで値段が下がります。
ペットボトルの水が安いものだと500mlで1元でも買えるのと比べても、それ以上に安いということになります。
日本で言う大玉のスイカでも、安いと5元(82円)以内で買えてしまえます。

そんなわけで、中国で日本のスイカの値段を言うと、非常に驚かれ、そんなのどうやって食べるの?高すぎる、ということになります。
何分の一かにカットしたのも売っているというと、へえーという反応になります。
中国では大きい物だと半分にしてもらう場合はありますが、6分の1、8分の1、というのはあり得ないようです。

形も少しおもしろくて、日本のように丸いのもありますが、楕円形のような形のもののほうが多いようです。
色や模様は基本的に同じです。

食べ方ですが、日本と同様に扇形のような形にカットすることも多いですが、真ん中で半分に切ってボールのような形にして、スプーンですくって食べることも少なくありません。
安いならではの大胆な食べ方です。
大体食べ飽きて、しっかり食べきらないような感じで終わることもあるようです。
この食べ方、私も今度試して見たいと思っています。


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