Hola! Que tal?
凱旋門といえば、パリを思い浮かべる方が多いかと思います。
あのナポレオンが建設を命じ、30年もの年月をかけて造られたものです。
そう、その門を中心に、いくつもの大きな通りが放射状に広がるパリの街並み。
実は、世の中には他にも壮麗な凱旋門が存在するのをご存知ですか?

そう、そのひとつがバルセロナにある凱旋門。
(Arc de Triomf)海側から進むと、シウタデリャ公園の目の前に、広々としたプロムナードの奥に現れ、山側からであれば、両脇にバルやレストランがひしめく並木道の奥に赤煉瓦作りの大きな門が現れます。
観光の中心地であるカタルーニャ広場側からであれば、カタルーニャ音楽堂(Palau de la Musica)からの道をずっと西に歩いて行くと、プロムナードから左手にいきなり大きな門が現れるでしょう。
パリの凱旋門とは、色も雰囲気も全く違うもので、バルセロナでの強い日差しをしっかりと受けとめるような、濃い赤煉瓦がとても印象的です。
この赤煉瓦による建築物は、19世紀に起こった産業革命の名残であり、バルセロナでは数多く見られます。




例えば、サグラダファミリアから北東に歩いて15分ほどのサン・パウ病院。
巨大で、かつデザインにあふれた美しい病院です。
また、あのガウディの初期の傑作、Graciaにあるカサ・ビセンスも赤煉瓦が取り入れられています。

目の前に続くプロムナードでは、大道芸や、地元民の犬の散歩など、観光客も地元の人も入り混じって、みんな幸せそうな時間を過ごしています。
バスターミナルのすぐ近くなので様々なツアーバスの発着地点でもあり、カタルーニャ広場からも徒歩10-15分ですので、バルセロナに来た際は、この「凱旋門」付近をぜひ散歩ルートに加えてみてはいかがでしょうか?
Hasta luego, Adeu!


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