チリの首都サンティアゴで9月5〜6日、国のワイン文化を祝う「Día del Vino 2026」が開かれます。会場は地下鉄トバラバ駅と直結する都市型施設「MUT(Mercado Urbano Tobalaba)」。40を超えるワイナリーが集まり、北部・中部・南部の産地を一度に巡るような構成で、試飲やガイド付きのテイスティングを楽しめます。


■ 入場は無料、飲む人だけ料金

会場への入場自体は無料です。ただし、ワインを試飲する場合は専用のグラス付きセットを購入します。現在の通常価格は、グラス1個と6回分の試飲で2万2750チリ・ペソ。9月1日時点の為替で約3900円です。

2人向けのセットは4万2500ペソ(約7300円)で、グラス2個と計12回分の試飲が含まれます。入場料を取らず、「飲みたい人だけ払う」方式なので、食事や雰囲気を楽しみたい同行者も入りやすい仕組みです。


■ 3種類を学ぶ有料テイスティングも

会場では地域別に並ぶワイナリーのブースに加え、ソムリエが案内するテーマ別のテイスティングも用意されています。3種類のワインを約1時間かけて味わうプログラムは1万ペソ(約1700円)で、別途チケットサービス料がかかります。

単に多くの銘柄を並べるのではなく、産地や品種の違いを「学びながら飲む」体験へつなげているのが特徴です。


■ ワイン産地を都市の中へ持ち込む

チリのワイン観光というと、郊外のブドウ畑やワイナリーを訪ねる旅行が代表的です。今回のイベントは、その体験をサンティアゴ中心部の商業施設へ持ち込みます。

今年はこの催しがMUTで開かれる初めての年。地下鉄から直接アクセスできる場所に全国の造り手を集めることで、遠出をしなくてもワイン産地を巡る感覚を味わえます。伝統産業を「特別な旅行」だけでなく、週末の街歩きに近づける試みといえそうです。


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