チェコ北西部のジャテツで9月4~5日、ホップとビールの収穫祭「Dočesná(ドチェスナー)」が開かれます。今年で69回目。中心街の広場や通りに複数のステージとビール、飲食のブースが広がり、街そのものが2日間の祭り会場になります。


■ 5つの舞台をすべて無料で楽しめる

メイン会場の自由広場をはじめ、プロコパ・ヴェルケーホ広場、修道院庭園など5つのステージで音楽や伝統行事を開催。すべて入場無料です。

9月5日には、ホップを手摘みする速さを競う大会や、頭にビールジョッキを載せて踊る競技、「世界最小のホップ畑」で最後のホップのつるを収穫する実演なども行われます。単なるビールフェスではなく、収穫の風景を町なかで再現しているのが特徴です。


■ 飲み物のカップ保証金は約370円

今年は会場の清潔さを保つため、ビールなどの飲み物に共通の返却式カップを導入しています。最初に50チェコ・コルナの保証金を支払い、最後に飲料ブースへ返せば返金される仕組みです。9月4日時点の為替で約370円になります。

ビールそのものの会場価格は店舗ごとに異なります。市内の飲食店の現在価格では、0.5リットルのビールが44~64コルナ程度、約330~480円の例があります。これは祭りの販売価格ではなく、ジャテツで飲む際の相場感です。


■ 700年以上のホップ文化を「体験」にする

ジャテツ周辺では700年以上にわたってホップ栽培が続き、街とホップ景観はユネスコ世界遺産にも登録されています。

かつて収穫を終えた農家が祝った行事を、現代では音楽、飲食、競技を加えた都市型イベントにする。ドチェスナーは、特産品を味わうだけでなく、その背景にある仕事や歴史まで街全体で見せる祭りになっています。


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