私がバルセロナに住むことを決めた理由。
そんなに確固たるものではなかったけれども、初めて旅行でやってきた時に、ディアゴナルの地下鉄からPasseig de Graciaの地上に出た時に、ガウディがデザインした、美しい街灯を見て、うわぁって思い、その道を歩いて、タイルに渦巻き模様を発見して、何か惹かれたんだと思います。




もちろんサグラダファミリアやグエル公園、カサミラ、カサバトリョ、そういう王道の建築物も大好きです。
なんてことない風景がデザインにあふれていて。
ドアのひとつひとつ、ベランダの柵、家のステンドグラスの出窓だったり、そういうのが、本当は無機質な直線でもいいはずなのに、装飾が施されているのに魅了されているんだと思います。




もちろん他のヨーロッパ諸国もそういうデザインに溢れた街はたくさんあると思います。
でも、バルセロナは、モデルニスモ建築にあふれ、自然を取り入れて、かつイスラム建築の影響も受けていて、どこにもない唯一のデザイン、街並み、建築に溢れていると思います。

それは、ガウディだけでなく、ドメネクだったり、プーチだったり、たくさんの才能ある建築家に恵まれたバルセロナの守るべき宝物。
バルセロナは決して大きな街ではありません。
だからこそ、王道の観光ルートに半日でいいからプラスして、いろんなエリアを散策してみてください。
とくにEicampleのエリア、Graciaのエリアは、観光ルートに載っていない素敵な道や建物が多いので、ふらふらと歩いてみてください。


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