時々、家の外から何とも言語化しがたい呼び声が聞こえてくるのが気になっていました。

たまたま外に出たとき近所から例のその声が近付いてくるのに気付き、ゲート(家の門)のところで待ち構えてみることにしました。

声の主は、大きな麻袋とビニール袋を手に持った老人でした。
中身を見せてもらうと、たっぷりのグリーンピース。
片手に持った大きな麻袋にはサヤ入りのものがギッシリ詰められており、もう一つの手に持ったビニール袋にはすぐに使えるよう、サヤから出したものがピカピカと光って入っていました。
新鮮なのが一目瞭然なので買うことにしました。
カップ1杯強で1000シリング(約67円)です。

訊けば、毎週売りに来ているとのこと。
私とやり取りをしている間にも、近所の人から「ウチにも寄ってね」と声がかかっていました。

疑問だった声の正体が分かり、私も一つ収穫でした。
住宅地を定期的に流す物売りは他にもいます。
チャルメラのような音でメロディーを流して通るのはアイスクリーム屋さんですし、子供向けのおもちゃをピーヒャラと鳴らしながら通るのは、何とブラジャー売りです!


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