中国では、いろいろな場所で月餅が販売されています。10月1日の国慶節から1週間ほど、中国全体が祝日モードになり、たくさんの人が月餅をもって自宅に帰る時期になるからです。
私のマンションには、2人の子供がいるおばあさんがいるのですが、2人の子供には、それぞれすでに成人した子供がいて、それらの子も月餅をもっておばあさんの家に里帰りしてくるとのこと。
みんながみんな、好みの月餅を持ってくるので、冷蔵庫の中は月餅だらけになって、最終的には、食べきれないほどの月餅を我が家にもおすそ分けしてくれます。今年も我が家の冷蔵庫は一時的に月餅だらけになることでしょう。
日本でも月餅が売られていますが、四川省の特産月餅には、辛い牛肉味や、辛い豚肉味が人気で、すぐに完売してしまうお店もあります。外国人に人気の月餅は、アイスクリーム月餅で、外側はアイスクリーム、内側はチョコレートやコーヒー味になっています。
気軽な友人とは、包装されていない月餅を量り売りで購入し、出来立て月餅と一緒にお茶を飲みながら友人とのひと時を過ごすこともしばしば。
今年はその月餅と競うかのようにして、かわいいお饅頭も販売されているので、友人とのお茶会のために、月餅、お饅頭のどちらを購入しようかと迷っている次第です。
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