10月31日は、ハロウィンです。ここケベックでも、毎年とても盛り上がる行事の一つです。早い家庭では、10月に入ると家の外側にハロウィンの飾り付けを始めます。

藁で作ったようなお人形やかぼちゃなどかわいらしいものから、ガイコツや魔女、クモやコウモリ、お墓やドラキュラの棺など怖いものまで様々です。中には電動で動いたり音が出るものもあるので夜になると大人でも怖いような飾り付けもあるのですが、この飾り付けが、10月31日の当日、子供たちがお菓子を貰いに回る時の合図になります。

おうちに飾り付けをしているお宅は、子供たちにお菓子を配る準備をしているよという合図なので、子供たちは飾り付けをしているお宅を回っていくんです。

ハロウィン当日、15時半過ぎあたりから、子供たちはお菓子をもらいに回り始めます。英語圏「Trick or treat!(お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ)」というセリフが有名ですが、こちらケベックでは、「Joyeuse Halloween!(またはただ単にHalloween!)Bonbons s'il vous plaît! (ハロウィンおめでとう!キャンディーください)」と言って回ります。

ちなみに子供たちの仮装はかなりなんでもありで、特に怖い仮装には限りません。小さな子供たちの中では、女の子はプリンセス率がとても高いですし、男の子にはスーパーヒーローが大人気です。

子供たちはクタクタになるまで歩き回ってたくさんのお菓子を集め、ホクホクで帰宅するイベントです。


Copyright(C) wowneta.jp