10月30日はディワリ。インドのお正月に該当します。21日前にあった「ダシャラー」からディワリまではほぼ年末ムード。それが一気に弾ける日です。ヒンドゥ教がらみのイベントは夜開催が多い、このディワリもそのひとつ。昼は掃除したり飾り付けしたりで静かに過ごします。
キャンドル(ディヤー)をたくさん灯し、光で満たした家を目指して幸運と豊穣の女神「ラクシュミー」がやってくるとされています。なので、窓もドアも全開にします。そして玄関には吉祥模様の砂絵「ランゴーリー」を描きます。服を着替え、お歳暮を用意し、お寺で祈ったあとは、毎年恒例の「市街戦かとまごうばかりの花火」が始まります。
とにかく音がすごい!そもそも建物の床も大理石なのでよく響く上に窓もドアも全開です。さらに、日本では花火と言えば「わー、きれーい」的な男女問わず楽しめる夏の風物詩ですが、インドでは完全に「野生を取り戻した男の子の危険な遊び」です。
手持ち花火は少なく、爆竹とロケット花火がメイン。うちの近所の子も「とても5歳には見えない手さばき」でマッチをすっていました。こうやって大人になって行くんですね。
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