日本の食卓に欠かせない醤油。
中でもキッコーマン醤油は、古くから海外進出していることで知られています。
遠く離れたアフリカ・タンザニアでも、いつものスーパーでキッコーマン醤油の見慣れたボトルを目にすることが出来ます。
しかし、その値段は日本での価格に比べたら途方もない高額となる約1400円。
けれども、売切れるまでにそう時間はかかりません。
タンザニアで売られているキッコーマン醤油には、「Made in Singapore(シンガポール製)」と書かれています。
タンザニアには中国人が大変多いことから、中国産の醤油は常にたくさんの種類に溢れていますが、それらは日本の醤油とは似て非なるもの。
味も風味も違いますし、そもそも原材料表示を見れば違いは一目瞭然です。
日本の調味料はなかなか手に入りにくいとはいえ、赤い地に黄色いロゴで日本のスーパーの中華材料売り場でも目立っている「李錦記」の調味料なら、ダルエスサラームでもよく見かけます。
先日スーパーに行ったら、寿司の材料を中心とした和食材コーナーが出来ていました。
「真空パック入りの」酢飯、海苔、パック詰めのガリ、乾麺などが並んでいますが、それらは「Made in Thailand(タイ製)」でした。
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