イタリアの西に位置するイタリア第二の大きさを誇るサルディーニャ島は、沖縄や東京都の10倍以上ある大きな島であり、ビーチが多いことからヨーロッパ人達が夏のバカンスに訪れる人気のリゾート島です。世界遺産の遺跡群などの観光スポットを押さえて島を周遊するには最低でも3日はみておきたいものです。見どころについては別記事で詳しく書いていますのでそちらをぜひ読んでくだい。
サルディーニャはアフリカとヨーロッパ大陸の間に位置するため、植民地時代にはアフリカを制するための重要な拠点としての役割を果たしていたという過去があります。現在は、このような地形のためアフリカからヨーロッパを目指す難民達の一部がサルディーニャにたどり着くそうで、サルディーニャにおいても難民は深刻な社会問題になっています。
言葉が異なり職を得ることが難しい難民たちの一部が娼婦となり、客引きとして道路脇に座っているのをたびたび見かけました。実際に目にすることで、こうした問題を対岸の火事としてではなく、身近に考えるきっかけになる出来事でした。
治安はイタリア本土に比べて安全だと思います。イタリア本土やシチリア島はマフィアが関わっている地域として有名ですが、ここサルディーニャ島はよくも悪くもカジノのような娯楽が全くないため、悪人がとどまりにくいのかもしれません。
言語はもちろんイタリア語ですが、本土に比べて英語を話せる人が少なくなります。また、インターネットを使える場所も非常に少ないため事前準備が大切です。
今回は、あらかじめオフラインで使えるドライブアプリにサルディーニャの地図をダウンロードして行くとともに、一人はプリペイド式の SIMカードを使用して万全の体制で挑みました。
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