異常気象の続く中、多くの人が体調を壊し、病院にかかるようになっています。
今年2017年は、インフルエンザに似た高熱を伴い、喉の痛みが激しい風邪にかかる人が続出していて、四川省・成都の病院の中は患者だらけになっています。

遊びに来た友人が、この風邪にかかってしまい、病院で診てもらうことになりました。まず、病院で掛号(グアー・ハオ)という、順番カードを買う必要があり、この時点で20元(日本円で340円ほど)のお金が発生することになります。

そのあと、医者に診てもらい、血液検査や尿検査などに約90元(1,525日本円)が、そして薬代に50元(850日本円)ほどがかかります。お金がかかる度に受付で精算をする必要があり、日本に比べるととっても面倒なシステムになっています。つまり、保険にも入っていない人、そしてお金がない人は病院にも行けない状態ということです。

友人の風邪は、1週間ほどの安静で完治しましたが、この時に買った漢方薬はバツグンの効き目。ネットで調べると、インフルエンザにもっとも効果がある薬だとか…。そんなすごい薬が、一般の小さな薬局でも売られていて、値段はひと箱20元(340日本円)ほど。

外国で病気になるほど心細いものはありませんが、自分にあった漢方薬を探すきっかけになりそうです。

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