サルディーニャ島を巡る旅　州都カリアリを散策【イタリア】

サルディーニアの州都カリアリCagliari（カリャリなど日本語カタカナ表記はさまざま）は、サルディーニャ島の南部に位置する島最大の都市です。人口は約50万人とされており、島の全人口が約165万人ですので3〜4割近くがカリアリに住んでいることになります。






カリアリの南側はカリアリ湾に面しており、ヨットがたくさん停泊していました。湾岸には綺麗に板が敷かれてベンチがところどころにあり、ゆったりくつろぐことができます。






カリアリ市内までは車で乗り入れられます。市内は坂だらけでスペースがないため、この海岸近くに大きな駐車場を使用しました。夕方にかけて非常に混み合うようで、18時過ぎに郊外のホテルから車で向かうと駐車場はほぼ満車状態。空きスペースを探すのが大変でした。次の日、朝の混雑を避けて10時過ぎに同じ駐車場を使用しましたが空き空きでした。






かつて、この湾岸付近は丘だったようで、海岸から市内へ向かう道は全て坂道で少々大変です。細い通りにひしめき合うように立つ建物はヨーロッパ本土と遜色ない古きよき時代を残しており雰囲気があります。街をぶらぶらして、ふらりと教会に入る散策でも半日十分に楽しめました。

都市部には移民が集まりますが、ここサルディーニャのカリアリも同様で、ビジャブ（イスラム教徒の女性が髪の毛を隠す布）を被ったムスリム女性やアフリカ系の方もちらほら見かけました。中華店があるのは言わずもがなですね。