2017年の四川省・成都の冬はとても寒く、通年よりも早い冬の訪れを経験しました。成都の町は銀杏の色づきがきれいで、毎年各地から観光客が訪れるのですが、今年の異常気象に銀杏のことはすっかり忘れてしまうほど。

12月に入ってから、町の中はすっかり金色に包まれ、いつもどおりの奇麗な成都の町を散策することが出来ています。この季節になると、寒さも覚悟して外でお茶を楽しみながらおしゃべりをする人や、子供を連れてベンチに座っている人の数が多く、ひとときの美しい自然を鑑賞できる唯一の季節となります。

町の中を歩くと、足元には銀杏の葉っぱの山。見上げると銀杏の金色の木。この季節だけが、成都の町をきれいに色づけてくれます。

この銀杏化粧は成都では2週間だけ。きれいと思ったら、2週間後には早くも散ってしまいます。この季節にはカメラを手にして家族そろって写真を撮る人は、時間との勝負です。休日の公園や茶楼の周りは、家族でのんびり、または若者のデートスポットとして大賑わいです。

Copyright(C) wowneta.jp