アメリカで一番お世話になっている外食と言えば、やっぱり、中華。
誰でも、オススメのチャイニーズレストランをひとつふたつは持っているものです。
たとえ旅行中でも、どんなに田舎の町にでも、必ずチャイニーズレストランはあります。
もう、アメリカ食は無理、といった時の心強い味方なのです。
メニューに漢字が使われている、というのも、ちょっと安心するポイントです。
アメリカのフードメニューでは、材料や調理方法がかかれていることが多いので、なんとなく想像はできますが、それでも、『四川』と書いてあれば、辛いんだ、と一瞬にして理解できるのは、なんとなくうれしいものです。
お手軽にテイクアウトができるのも、高ポイント。
アメリカでは、ほとんどのレストランでテイクアウトが可能ですが、チャイニーズの出来上がりの速さは、ファストフード並み。
電話でオーダーをすれば、着いた頃には用意ができているし、店頭でも10分もしないうちに出てきます。
ただし、見た目とお味は、日本の中華とはまるで別物。
ご飯にソースが多めのオカズというのはアメリカンチャイニーズのスタンダードで、ご飯は、白いご飯かフライドライス、いわゆるチャーハンが選べます。
ちょっと高級志向のお店だと、玄米も選べたりしますが、それはごく稀。
フライドライスとはいえ、日本人的には、醤油色の味付きご飯なので、初めてのお店では、白いご飯を選ぶことをオススメします。
レストランでも、テイクアウトでも、チャイニーズに欠かせないのが、フォーチュンクッキー。
薄いパリッとした、不思議な形の玉子煎餅のようなものが必ずついてきます。
パリッと割ると、中から、フォーチュンという、ペラペラの紙、おみくじのようなものが出てくるのですが、そこに書かれてあることが、また、ちょっと面白かったりするのです。
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