日本では郵便は宛て先住所にあるポストに配達されますよね。
自宅にいながらにしてあらゆる郵便物が受け取れるのはとても便利です。
あいにく、タンザニアの郵便は自宅には届きません。
代わりに誰もが最寄りの郵便局に私書箱を開設しています。
そのためどこの郵便局にも、写真のように私書箱がズラリと並んでいる一角があります。
私書箱の年間使用料は約667円。
契約者には写真入りIDが発行されます。
郵便物を取りに行くときは、利用契約時にもらったカギを持って出掛けます。
タンザニアでは書類に「住所欄(address)」があると、所在地・居住地ではなく私書箱番号を記すのが普通です。
定期的に私書箱を覗きに行かないと郵便物はいつまでも取り残されてしまうため不便さは否めませんが、EMS(国際エクスプレスメールサービス)などは伝票に受取人の電話番号が書かれているので、到着すると郵便局から電話が入るため、受け取りが遅れることはありません。
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