メキシコに赴任をしてきた人が戸惑うものにチップの文化があります。
日本ではチップを渡す習慣がないため、どうしても渡しそびれてしまったり、時間がかかってしまったりします。

 メキシコでは至るところでチップが必要です。
スーパーのレジで、駐車場で、道路で窓を拭かれてなど渡す機会はたくさんあります。
そこで毎回毎回財布を出していたのでは面倒ですし、周囲から狙われる心配もあります。

 そこでメキシコ生活をしている日本人で多いのが小銭用の財布を別に持っている人です。
買い物をしたときにもらう小銭をそこに貯めている人が多く、チップが要求されたときにはその財布から出すようにしています。
 いくらチップを出せばよいのかも初めは戸惑うところですが、窓ふきなどは1ペソから2ペソ(6~12円)、駐車場でのサポートやレジ袋に入れてくれる作業は量に応じて5から10ペソ程度(30~60円)渡すのが定番になっています。
ただし、高級スーパーやカンクンなどの観光地になると物価が高いため10ペソ以上を要求してくるようなケースもあります。


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