小アンティル諸島といっても、地球儀を持ってきて、ここにあると指させる人はほとんどいないのではないでしょうか。
セント・マーチン島というと一部の飛行機好きに分かる島です。

 フロリダ半島の南東、プエルトリコよりもさらに東に行ったところに浮かんでいるこの島は、島の南部がオランダ領、北部がフランス領と両国の海外県になっているだけでなく、1つの島を2つの国が保有しているという不思議な島です。




 非常に小さな島ですがカリブ海のリゾート地として人気があり、フランスやオランダからだけでなく、アメリカやカナダといった国からも数多くの人が訪れます。
クルーズ船の寄港地としても有名でディズニー・クルーズラインもこの島に立ち寄るコースがあります。
映画の舞台としても使われたことがあり、映画「スピード2」で最後に船が突っ込みそうになるのはこの島のフィリップスバーグが舞台となっています。
ヨーロッパや北米が寒くなる11月から3月ごろまではこの島の一番賑わう時期でもあります。


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