メキシコでは、いきなりお酒のコーナーに物々しい警備テープが張られることがあります。
初めてこれを見た人は何か事件が起きたのではないかと心配をするのですが、実はそうではありません。
実はメキシコは、国政を左右するような大きな選挙、例えば大統領選挙が行われる期間には写真のようにお酒のコーナーが閉鎖をされてしまいます。
これは、全てのスーパーが同じような状態になるので、この期間はお酒を購入することができません。
ただし、飲食店で飲むことに関しては問題がないのでレストランなどでは飲むことができます。
もちろん事前に購入したものを飲むのも問題ありません。
なぜ、アルコールが選挙の時期になると販売をされないようになるのかいろいろな話がありますがはっきりとしたことは分かりません。
日本では国政選挙が行われるような時期でもお酒類は普通に販売をされているのでとても不思議な光景です。
選挙を大切にしようとするメキシコの人の気持ちを感じるようです。
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