シルクロードの起点は西安とされていて、その道を通って効果な品々が世界に出回ったといわれていますが、南のシルクロードの起点はこの四川省・成都だとも言われています。
その跡地には、錦門(ジン・メン)が今でも存在し、多くの観光客が集まる場所となっています。昔は、この錦門からたくさんの貴重な品々が運ばれたとされていて、周囲にはいまだにシルクの原料である「蚕」を飼っている家や、その跡地がたくさん存在しています。
またこの錦門の周りには、シルク文化を背景に、文化、産業、グルメの中心地ともなっていた跡地の再現を同時に見ることもできますが、何と言っても魅力なのは、高級品であるシルクを今でも破格の値段で購入できること。お気に入りのシルク製品を見つけようと、いろいろな国からの観光客、そして中国地元の人が足しげく通う場所でもあります。
錦門は、交通アクセスがまだ悪く、成都市内からは新都(シン・ドゥ-)行きのバスに乗車する必要がありますが、日帰りで行き来ができる手軽な観光地としても有名です。
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