似て非なるカナダとアメリカ【カナダ】

カナダはよく”人種のモザイク“と表現されます。
お隣のアメリカは“人種の溶けた鍋（melting pot）”と言われています。

どちらの国も元々他の国から来た人達が作った国で、
色々な人種が住んでいるんですが、アメリカは混ざり合っていくのに対し
カナダに住む人達はそれぞれ自分の国の文化を崩さず生きてる人が多いからです。

なのでカナダは他の文化を持つ人達にも寛容で、アメリカに比べると差別が少ないです。
よく国ごとにされる揶揄がありますが、
日本人は勤勉で真面目で親切、という表現が多い気がするのですが、
カナダ人はノンビリして寒さに強くて親切と言われる事が多いです。

文化とは少し違いますが、アメリカのゲイカップルが自分たちの住んでいる州では結婚もできないし、保守的な地域なので誰も祝福してくれない。という理由でカナダのトロントで結婚式を挙げたのがニュースになっていました。
その中で二人が、
自分たちの故郷では誰も祝福してくれないのに、カナダで二人が結婚式を挙げると聞いた、
全くの他人のカナダ人が大勢結婚式に来てくれて祝福の言葉をくれた。
と言って泣いていましたが、それを見ていた私もつられて号泣。
出産してから確実に涙腺が緩くなっています（笑）

こうやって書くとアメリカ悪い所！って書きたいように見えますが、そうじゃないです。
近いのでアメリカにもよく行きますし、いい人達だって沢山います。
買い物は確実にあっちのが安いですし、
流行の物もアメリカからだいぶ遅れてカナダに来ます。
アメリカから見たカナダはきっと、流行遅れのだっさいノンビリした国なんでしょうね（笑）