今回の旅では、フィレンツェから始発の電車でピサに向かい、ピサ滞在時間は3時間ほどで、午前中にはチンクエテッレの起点となるラ・スペッツィア駅に向かう列車に乗っていました。






イタリア北部を周遊する旅の目的は、実はチンクエテッレ目当てでした。NHKのイタリアを紹介する番組で見たチンクエテッレの絶景が目に焼き付いて離れなかったのがきっかけです。もし、その番組を見ていなければ、日本の大手ガイドブックには1ページも割かれないほど小さくしか紹介されていないので、その魅力に気がつかずに訪れることはなかったと思います。この記事に目を留めた方に少しでもチンクエテッレの魅力が伝われば嬉しいです。



閑散期のビーチ
閑散期のビーチ



チンクエテッレは「チンクエ=5」、「テッレ=地」という意味で、5つの小さな港町の総称です。断崖絶壁の海岸線から、急な斜面に張り付くようにカラフルな家が立ち並ぶ景観を、陸からと海から楽しめるのがこの地域の観光の醍醐味です。

こぢんまりとしたビーチもあり、夏にはヨーロッパ中からの観光客で埋め尽くされます。ゆっくり周遊したいのであれば、夏シーズンを避けるのがおすすめです。


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