イギリスで古くから愛されている「コンサバトリー(conservatory)」を見たことがある!という人や、知っている!という人は、日本人ではまだまだ少ないのではないでしょうか。
日本でいうところの「サンルーム」であるコンサバトリーは、簡単にいえばガラスで囲われたお部屋のことで、インドアなのにお庭や景色を眺められるアウトドアのような空間が魅力です。
ガーデニングの国ともいわれ、敷地内いっぱいにお家を建てる家庭が多い日本とは異なり、家のなかが小さくなっても庭のスペースを確保したいという人が多いイギリスでは、このコンサバトリーが古くから愛されています。
このように、コンサバトリーをダイニングルームにし、外を眺めながらランチやディナーなど食事を楽しむ家庭も多いほか、くつろぎのラウンジスペースとして使用するお家も多くみられます。
夏には日差しが差し込んで暑かったり、冬にはガラス張りであるがゆえ寒いなど温度設定はなかなか難しいものの、家のなかが一気に明るくなるコンサバトリーならではの空間はイギリス人にとって憩いの場所なのです。
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