パリ(Paris)のヴェルサイユ宮殿(Chateau de Versailles)の中の「戦争の間(The War Room)」と「平和の間(The Peace Room)」をご紹介します。

ヴェルサイユ宮殿の中に入り、有名な「鏡の回廊(The Hall of Mirrors)」の場所にありますが、順番に見学していくと「戦争の間」「鏡の回廊」「平和の間」という順序になります。




73メートル続く鏡の回廊の前にある「戦争の間」は、ジュール・アルドゥアン=マンサール(Jules Hardouin-Mansart)によって着工され、シャルル・ル・ブラン(Charles Le Brun)によって完成させられたそうです。




ゴールドの装飾が目立ち、ギラギラしている印象が強かったですが、楕円形の立体的な彫刻がすごく印象的でした。
ルイ14世が戦争で馬にまたがり人々を踏みにじる様子が表現されていました。




続いて、鏡の回廊の先にあった「平和の間」です。
こちらは「戦争の間」と比べると色合いもカラフルになっていて、温かみが感じられました。
楕円形の部分は先程の白い彫刻ではなく絵画となっていました。
平和をもたらすルイ15世が描かれているそうです。

「戦争の間」も「平和の間」も大理石やシャンデリア、内装のデザインなどの装飾は似ているのに、印象が全く違くて興味深かったです。


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