コインブラから電車で1時間ほどの町アヴェイロは、運河やオヴォシュモレシュという卵のお菓子で有名な小さな町ですが、実は名物がもうひとつあります。それが「塩の花」!

海に近いアヴェイロでは昔から塩作りが盛んで、特に「塩の花(ポルトガル語だとFlor de Salと呼ばれます)」はアヴェイロの特産品として知られているんです。この塩の花、一体何かというと、海水を塩田に引き、天日干しした海水の表面にできる大き目の塩の結晶を手作業で集めたものです。なので粒が大きくて深い味わいの塩なんですよ。

アヴェイロではその昔、この塩作りがかなり盛んで、街の中にも塩田の歴史を物語るペイントや銅像などがいくつも見られます。ですが現在では塩作りをしているところも減ってきているそうなんです。

アヴェイロの街のお土産屋さんには必ずといっていいほど塩の花が売られています。お店によって値段は違いますが、大体3~4ユーロ(約385円~512円)ほどでしょうか。

リスボンのスーパーでも塩の花を見かけたのですが、生産地はアヴェイロではなく、値段も1.5ユーロ(約190円)ほどととても安いものでした。だからといって美味しくないわけではありませんが、アヴェイロで売られている塩の花はどのお土産屋さんのもパッケージが何だか素朴で可愛いんです!なのでお土産にもぴったり!

可愛いだけでなく、塩の味もとても美味しいので、ぜひためしてみてくださいね!


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