ポルトガルの銘菓といえば、パステシュ・デ・ナタと呼ばれるエッグタルトや、シントラで有名なチーズのお菓子ケイジャータなど、いろいろありますが、コインブラから電車で1時間北上したところの街アヴェイロにもなかなか味わい深い銘菓があるんです。その名も「オヴォシュ・モレシュ」!

オヴォシュ・モレシュとは「やわらかい卵」のいみです。中に卵の黄身を使った甘いペーストをたっぷり、もなかのような薄めの皮に入れたお菓子で、見た目はなんだか本当にもなかにそっくり!

黄身のペーストには砂糖がたっぷり使われているので、さぞかし甘いのだろうと思っていましたが、実際に食べてみると甘みはそれほどなく、とても素朴でシンプルにおいしいと思えるお菓子でした。






私が購入したのはオヴォシュ・モレシュを作り出した元祖の店といわれるConfeitaria Peixinho。 お店の人もとても気さくで、お菓子についての説明も英語でしてくれます。もなかの皮はしけってしまいますが、中のペースト自体はかなり日持ちがするそうで、お土産に購入するにもぴったりです。

アヴェイロはコインブラやポルトから電車で1時間ほどなので、時間があるときはこのお菓子を手に、美しい運河を眺めながら日帰り旅行もおすすめですよ!


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