昔の中国の人は水筒にお茶を入れて持ち歩いていました。その名残か、今でも多くの中国の人は外出する際に、空の水筒を持ち歩き、水を汲んで飲んだり、友人宅でお茶をもらったりする光景があります。

ただ、最近の若者は水筒を持ち歩くという感覚がだんだん薄れてきて、街の中にある飲み物屋さんで、気軽にお金を払い飲むのが習慣となってきています。お店によっては、台湾名物のタピオカ入りが人気であったり、新鮮な果物をその場でジュースにしたものが人気であったりと、いろいろなその店のウリ商品があります。

写真のものは、とあるお店の看板メニュー、レモンティーです。価格はこの大きさで4元(70日本円ほど)。リーズナブルな値段と、量の多さで、水筒を持ち歩くという“面倒で、ダサいこと”を避けたがる若者の必須品となっています。

気の合う友人と会えば、「お茶しない?」という挨拶から始まり、多くの若者が飲み物屋さんに直行!そんな姿をよくよく目にします。

中国に旅行に来た際には、そのような光景を目にすることでしょう。

ここで一つ注意が…。中国のコーヒーは、すでに大量の砂糖とミルクが入っています。簡単に「コーヒーを」と注文してしまうと、飲みきれないことも…。
甘党の方でも要注意の甘さです。

ブラックが好きな方がコーヒーを頼む際には「黒コーヒー」(ヘイ・カーフェイ)と「黒」をつけることを忘れないでくださいね。

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