日本の図書館に洋書が置いてあるように、アメリカの図書館に日本語の本が置いてある場合があります。
日本人コミュニティがある中都市であれば、『INTERNATIONAL』のセクションに、『JAPANESE』の本棚が設けられていたりします。
独立した日本語コーナーがなくても、中国語や韓国語の本などど一括りにされて置いててある可能性も。
また、最寄りの図書館には日本語の本がなくても、市や町の図書館ネットワークの中の遠く離れたブランチに蔵書があることもあり、図書館備え付けのコンピューターで検索をして、見つかれば、わざわざその図書館に足を延ばさなくても大丈夫。
ご近所の図書館で本の予約をすれば、その図書館で借りることが可能です。返却はもちろん借りた図書館へ。
幸運にも、ご近所の図書館に日本語蔵書があった場合、『こんな本を入れてほしい』というリクエストができます。

リクエストはネットで行ったり、図書館で直接行ったりなど、それぞれの行政区次第ですが、とにかく必要な情報は、ISBNと呼ばれる本の図書番号と作者名。
多くの図書館では、カテゴリーごとに予算を取って新しい本を入れており、外国文学などは、リクエストを入れる人が少ないので、希望も通り易いかもしれません。
日本で人気のベストセラーの新刊を、アメリカの図書館で借りて、読書の秋な週末をお過ごしください。


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