ご存知、アメリカは訴訟大国として知られており、実際にアメリカに住んでいると、「〇〇の件であの人が訴えているみたいだよ」なんて話をよく聞きます。そんなこともあり、弁護士さんは高給取りとしても知られています(その前にこの資格を取ることが大変なことなので当然ですが)。

そんな訴訟を防ぐためにも、薬の容器だってこだわります。一般的なアメリカの薬の容器はこんな感じなのですが、日本のようにただひねったら開けられるというものではないのです。色々なタイプがあるのですが、多いのは、押しひねるというタイプです。押しながら指定の方向へフタを回します。

これでなぜ訴訟が防げるのかと思いますよね。こうすることで、子供が薬を誤飲することを避けられる効果があるためです。押しひねる際、最初は結構な力が要り、この際にも子供の誤飲が防げます。

日本人なら子供の誤飲は薬を子供が手の届くところに置いた親の責任と感じますが、アメリカ人はそんなことは思いません。理屈っぽいのか悪賢いのか、はたまたこれが正しいのかわかりませんが、こういう対策はよくアメリカで見られます。


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