ニューヨークというとメトロポリタン美術館が有名ですが、マンハッタンの真ん中にあるオアシスのような美術館がクロイターズ美術館です。
Fort Tryon Parkに隣接をしている美術館で、一歩館内に入るとにぎやかなニューヨークにいることを忘れさせてくれるような中世の雰囲気が漂ってきます。
巨大な聖堂にステンドグラス、13世紀前後のヨーロッパの美術品が中心の展示ですが、バルコニーから観るハドソン川の風景も中世の雰囲気を維持するように買い取ってしまった美術館で、21世紀にいることを忘れさせてくれます。
この美術館の本当の魅力が見えてくるのがこれから秋の紅葉にかけてです。
アメリカではあまり紅葉を見てきれいという風習はありませんが、日本でこの建物の雰囲気で紅葉がみられるなら多くの人が集まるだろうと思わせる景色が広がります。
マンハッタンの違った側面を見ることができるこの美術館は、ゆっくりとニューヨークを堪能したい人にお勧めの場所です。
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