四川省の地元の人に愛されているお菓子がいくつかあります。その中のひとつが、この「広東餅」。「四川省なのに、なぜ広東?」と思われるかもしれませんが、この広東とは、広東地方の代表的な料理が甘い味であることから来ているようです。クレープのような皮に好み具材がはさまれていて、味も好みで調整できるようになっています。
生地はプレーンの小麦粉味と、ホウレンソウ味から選ぶことができます。まず日本のクレープのように、鉄板の上に生地を薄く引き焼き始めます。その後、ベーコン、卵、野菜など、好みの材料を注文して、そのクレープの中に挟んで完成です!
オススメは、ベーコンとレタスのセット。選ぶ材料によって価格は変わってきますが、たっぷりとベーコンとレタスを入れてもらって、ひとつ200日本円ほどですし、女性であればお腹いっぱいになる量です。
味は、非常辛、通常辛のどちらかを選びますが、四川省の人の普通辛は、日本人の非常辛であることを頭の片隅に置いておく必要があります。そこで、辛いのが苦手な人は、「不要」(ブヤオ)という必要があるかもしれません。もちろん、普通辛に挑戦して「おいしい!」と言った人もいましたが…。広東の甘い料理が、どうして四川でこんなに辛いのかは、疑問が残ってしまいます。
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