リスボンに観光にいらっしゃる方は必ずジェロニモス修道院や発見のモニュメントがある、大航海時代のロマンいっぱいの町、べレンまで足を延ばされることと思います。天気のよい日は青空に修道院の白さが際立ち、とても美しいです!

べレンの名所といえば忘れてはいけないのが、エッグタルトの老舗、「パステイシュ・デ・べレン」です。エッグタルトはポルトガル語でパステイシュ・デ・ナタ(パステイシュは複数形で「パイ・タルト」、ナタは「エッグクリーム」を意味します)ですが、このお菓子屋はその名も「べレンのお菓子屋」!ここはエッグタルト発祥の地なんです!






元々は隣の修道院で、卵白を修道服の糊付けに使っていた残りの卵黄でお菓子作りを始めたのがきっかけです。卵黄をたっぷり使ったエッグクリームは高温で焼かれ、表面がクレームブリュレのようにこんがりと焼き目がついているのが特徴。テーブルにあるシナモンをかけていただきます。

「パステイシュ・デ・べレン」はかなりの人気店で(おそらくべレンを観光で訪れる方は必ず足を運ぶのではないでしょうか)、いつも店先に人だかりができているのですが、実際は店内はかなり奥行きがあり、400人収容可能なので、どんどん中に入ってください。






イートインコーナーはいくつかの部屋に分かれていますが、各部屋にスタッフがいて注文をすぐに取りに来てくれます。ここにはべレンにまつわるアズレージョ(タイル画)もとてもきれいで、ロマンあふれるべレンの雰囲気いっぱいです!

べレンにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください!修道院前のバス停の目の前にありますよ。


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