シカゴ中心部から車を20-30分も走らせると、アメリカの特徴的な車線が多く、広い道路が増えてきます。
大型ショッピングセンターやモール型のお店が目立つ郊外地域に入ると、街の雰囲気が変わってきます。
アメリカの大型ショップはとても便利ですが、味気なく、現代的過ぎるところに物足りなさを感じることもあります。
けれども面白いのは、最近建てられたかのようなプラザや、ショッピングセンターを通り過ぎて間も無く、突然昔のままの雰囲気の場所を見つけることもあります。
中には、聞こえよく言うと、いわゆる「古き良きアメリカ」を思わせるような、または言葉を変えると、寂れたような、いずれにせよタイムスリップしたような感覚に陥りそうになる街並みに入り込むことがあります。
それはまるで宝物を見つけたような感覚です。




ある日、アンティークショップが連なる一角に1835年に小学校だったという小さな建物を見つけました。
その建物は綺麗に内装され、中は素敵なワインショップになっていました。
古い建物やお家の価値が下がらないアメリカです。
少しづつ直しながらも大切に保たれている建物を見て、アメリカの昔を垣間見ることができました。


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