イタリアの美術館のブックショップは、雑貨やちょっとインテリアになりそうな洋書がたくさん置いてあります。
それを目当てに来館するひとのために、美術館の入口付近にブックショップがあり、美術展観賞用のチケットを購入しなくてもショップで買い物だけできるようになっている美術館が多いようです。
しかし、バチカンは長蛇の列に並んで入館しないと、ブックショップやおみやげ用ショップを見ることはできません。
最近は、入館のためのオンライン予約が当たり前になりましたが、それでもある程度の列は覚悟して行く必要があります。
バチカンのおみやげグッズは、所有品の豪華さに比べるとお粗末。
これといって欲しいものがありません。
看板商品はもちろん、システィーナ礼拝堂のミケランジェロのフレスコ画をモチーフにした雑貨ですが、ミケランジェロのフレスコ画自体が女性にあまりウケないのかもしれません。
そして、バチカン美術館内で売られているそうした雑貨も、実はローマ市内のおみやげ屋で目にするものばかり。
その中で目を引いたのが、バチカン限定版のフェラガモのスカーフ!
フェラガモの直営店と同じサイズ、同じ値段、そして意匠だけバチカン限定なのです。
ネクタイもありましたが、おみやげ屋さんは混雑しているのに、このフェラガモに注目するひとは皆無。
個人的にはとても素敵な記念の品だと思うのですが、フェラガモならば直営店で購入することを選択する人が多いのでしょうか。
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