マチュピチュに向かう時に通過することになる街がクスコです。
マチュピチュに行くには、この街の空港に降り立ち、鉄道やバスなどを利用してアンデスの山奥深くに入っていきます。
マチュピチュに比べるとどうしても存在感の薄いクスコですが、ぜひこの街もゆっくり歩いて欲しいところです。
富士山よりもやや低い標高3400mに作られた都市であり、かつてのインカ帝国の首都でもあります。
街そのものが世界遺産になっています。
注目すべきポイントは、インカ文化の上にスペイン文化が成り立っているということです。
1500年代にこの街を占拠したスペイン人は、インカ人の造っていた建物の上の部分のみを破壊して、土台はそのままに街を造っていきました。
今見ることができる大聖堂や教会はスペイン人によって造られたものですが、その土台の部分はインカ文化がそのまま残されていることを知って街を歩いてほしいものです。
無論、標高3400mの高地ですので走ったり、急いで行動をするとすぐに息切れしたり、高山病になるので注意が必要です。
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