日本でクリスマスと言えば子どもたちの楽しみはプレゼントです。
そして、持ってきてくれるのはサンタさんと教えられています。

 しかし、メキシコではちょっと意味が違い、クリスマスイブの夜にサンタさんがプレゼントをくれるわけではありません。
では、いつ持ってきてくれるのかというと年明けの1月6日、メキシコではこの日までがクリスマスになります。
プレゼントを持ってきてくれるのは「東方より来たりし三賢者」です。
メキシコのキリスト教では、この三賢者が誕生したキリストにプレゼントを渡したのが1月6日とされています。

 よってメキシコの子どもたちは1月6日にプレゼントをもらうことが多いのです。
サンタさんの存在についてはあまり知られていません。
メキシコシティのような外国人が多いところでは12月24日の夜にプレゼントをもらうことが多いですが、地方に行けば行くほどその割合が下がっていきます。
24日を過ぎてもクリスマスツリーを片づけないので不思議に思うかもしれませんが、1月6日まではクリスマスということを覚えておきましょう。


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