オルヴィエートはここ数年、アジア人観光客にも大人気の街です。
小高い山の上に立つ街は、まず高速道路からも眺められアクセスも簡単。
ローマからは北120キロほどのところにあり、電車ならば1時間半、車でもペルージャなどに向かう途中で立ち寄ることができます。
小高い山の上に立つ街ですから、坂道にはちょっと息を切らすかもしれません。
が、石畳の道沿いにならぶお店を眺めながら歩くのも楽しいものです。
また、たどり着いた先にある大聖堂を見た途端、疲れは吹っ飛びます。
「ドゥオモ」と呼ばれる大聖堂は、14世紀後半に建設されたものです。
ファサードと呼ばれる、大聖堂の正面部分は夕日が当たると黄金色に輝き息を吞むような美しさ。
昼間は観光客でにぎわうオルヴィエートも、ローシーズンの夜は非常に静かです。
オレンジ色の街頭が、石造りの街を照らす様子は異国情緒にあふれています。
オルヴィエートは、ローマ法王庁とも縁の深い街。
中世の枢機卿が防衛の目的で建設したという「アルボルノス城」も、在りし日のまま残っています。
青い空に映える街も美しいですが、夜の街並みもフォトジェニックです。
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