11月末、成都の短い秋が始まりました。と言っても、気温はすでに冬並みになっていて、寒暖の差が激しく、夜は底冷えがするほどです。そうなると、街の至る所の銀杏の葉が紅葉を開始します。
成都は盆地になるので、紅葉するのは銀杏だけ。そのほかの常緑樹は何に変化もありません。そのため、昼の2時から3時にかけての1時間の太陽の光を感じる時間帯には、多くの人が外に出て記念写真を撮りはじめます。。
成都の街のいたる所は、小金色に輝くのですが、その中でも「電子科大」(デン・ズ・クー・ダー)と呼ばれる大学の大学路は、見事な銀杏並木のあることで知られています。この時期の大学路は、多くの人でにぎわい、冬前の家族のお出掛け場所となります。道の横には、焼き芋屋さんや、甘栗屋さんなどの屋台がズラリと並ぶので、銀杏の木を鑑賞しながら、秋の味覚を楽しむのもいいですよ
また、市内は、銀杏の木のライトアップがはじまり、クリスマスに向けてのイルミネーションの飾りつけも、少しずつですが始まっています。
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